シティーボーイよ純喫茶へ急げ!
コーヒーアドベント20日目の記事です。
純喫茶って何?喫茶店との違いは?カフェとの違いは?
シティーボーイはまずうんちくから語らなきゃ。だから、初めに定義からが入っちゃいます。
以下、デジタル大辞林より。
きっさてん【喫茶店】コーヒー・紅茶などの飲み物や軽食を出す飲食店。カフェ。
カフェ【(フランス)café】
ⅰコーヒー。
ⅱコーヒー店。喫茶店。
ⅲ大正・昭和初期に、女給が酌をして洋酒類を飲ませた飲食店。カフェー。カッフェー。キャフェ。
つまり、ほぼ内容は一緒ですね。明確な定義付けはありませんが、2000年以前の個人店を喫茶店。2000年以降のお洒落なお店をカフェと日本では呼ぶことが多いそうです。
では、純喫茶って何?
これは「純粋」の「純」です。
戦後、都内では空前の喫茶店ブームでした。生き残りをかけて各店は飲食以外の「付加価値」を追及したのです。
都内で流行った例をあげると、
みんなで合唱する「歌声喫茶」
ジャズが聞ける「ジャズ喫茶」
ゴーゴーダンスが踊れる「ゴーゴー喫茶」などなど。
お気付きの方もいらっしゃると思いますが、カラオケ、ライブハウス、クラブ現代ではこれらに当たる物を喫茶店が役割を担っていたのです!すごい!!
これらとは対照的にコーヒー、トースト、簡単な軽食のみを提供する純粋な店を「純喫茶」と呼びましたとさ。
シティーボーイが行くべき神保町の純喫茶4選!
なぜいまどき純喫茶なのか?古いのを知ってるってかっこいいって思うからです。最近流行りの浅煎りもいいけど、深煎りでビターなコーヒーいや珈琲を飲めたほうが大人じゃん!
ということで純喫茶のメッカである神保町の純喫茶を5店紹介しまーす。
1.ミロンガ・ヌオーバー
永遠にタンゴが流れているお店です。
世界のビールが飲めます。おすすめはミロンガ特製ココア。
昼間は分煙なので、デートにおすすめよ。
2.ラドリオ
ミロンガの向かいにあるお店です。
ウインナー珈琲発祥のお店。
数々の文豪たちが通ったとか。
おすすめはクリームソーダカクテル。最強です。
3.珈琲舎蔵
急勾配な階段を上がると入れるお店です。
バーのようなカフェのような喫茶店のようなすべての中間にあるようなお店。
おすすめはケーキとブレンド。
4.エリカ
86歳のマスターがネルドリップで淹れてくれるブレンドは絶品です。
店内のあらゆるところから歴史を感じます。
創業64年。メニューはほとんど変わっていないそうです。
カレーを食べて、古書店巡りした後に純喫茶で一服。
最高じゃないですか。一人で巡るもよし、恋人がいたらなおよし。
12月は純喫茶で人とは違うシティーライフを送りましよう!